昨日の夜、前からやろうやろうと思っていたJustGivingに自分のチャレンジを登録してみた。
いや、、いざ自分で登録しようとすると、これがまた緊張する・・
とはいえ登録してしまったものはしょうがない。
もう後にはひけん。
あと2ヶ月強!
やってやんよ!!
2011年1月26日水曜日
2011年1月25日火曜日
プロジェクトにおけるステークホルダーの重要性
朝礼ネタとしてメモ。
(毎度言いますが、まだ自分はディレクター経験が浅いので、レベルの低い事言ってます。あしからず。)
最近、WEBサイト提案において、プロジェクトのスタートの方から参加する機会が増えた。
これまでは営業、企画提案、要件定義といった所まではだいたい終わった時点で話をもらう事が多く、あとは作るだけ、という状態のプロジェクトにおいて制作ディレクションをする事が多かった。
だけど今後はこういった、プロジェクトの最初から最後までに関わる事が増えていくと思うので、俺なりのプロジェクトマネジメントを長い時間をかけてじっくり考えていこうと思っている。
で、最近(実際の事例も含め)意識する事が多いのが、
「プロジェクトにおいてステークホルダーの存在を意識する」
という事だ。
ステークホルダーの意味としては「利害関係者」なのでちょっと広くなるが、簡単に言うと、「プロジェクトにおいて重要な意思決定を持つ関係者」という事になるだろう。
で、それが何かというと、世の中の全ての「プロジェクト」というものは、最終的に誰かしらがなんかしらの意思決定を行う事で、プロジェクトとして成り立つのである。
それが小さいワンマン会社であれば社長の一言で決まる事もあるだろうし、ある程度の規模の会社であれば、担当者の上に課長・部長・専務といて、それらの壁を乗り越えてきた企画書に、最後に社長がOKを出す、といいった意思決定フローを取る場合もあるだろう。
で、プロジェクトにおいてよく起こりがちな事として、
「ステークホルダーによるひっくり返し」
があると思う。(というかよく耳にする)
何かと言うと、それまで担当者と円滑に進めてきたプロジェクトが、最後の方になって後ろに潜んでいたステークホルダーによって根底からひっくり返される、という事である。
いったいこれまでの担当者との打ち合わせに何の意味があったんだろう、と悲しくなってしまうだろう。
という事で、俺として何が重要か、という事を纏めてみようと思う。
■1、担当者のプロジェクトにおける決定権の任され度合いを知る
その担当者が会社からどれだけの意思決定権を持たされているのか、任されているのか、その度合を見極める事が必要だと思う。
社長に「この案件は全てお前に任せた!」と言われている「当案件最高意思決定者」なのか、なーんにも決められない「ただの情報提供者」なのか、それとも意思決定権は任されていなが、ステークホルダーとの橋渡しを行える「代理人」なのか。
まず、一つ目のような、そのプロジェクトにおける最高意思決定権を持つ担当者なんて、はっきり言ってほぼありえないと思う。
たとえプロジェクトの開始時に、社長が「お前に任せた!」と言った所で、重要なポイントでは色々言いたくなるだろうし。
かといってその担当が、「自分に任せてくれましたよね?社長は黙ってて下さい」などど言えようがない。
じゃあ書面で残せば?という事になるかもしれないけど、社内でそんなドライなやりとりを交わせるわけもない。
これはその担当者の力量というより、その会社の体制・社風や上司のレベルによると思う。
で、次の「ただの情報提供者」というケースが結構多いと思う。
もちろんその会社の社員なのだから、会社の事は説明できる。
こちらからの提案に対して会社としての判断もできる。
そういう担当者との打ち合わせはだいたい円滑に進む。
ただ問題は、「提供」と「判断」はできるが、「決定」が出来ないのである。
こういった担当者だと、確実に後でステークホルダーによるひっくり返しが起きる(だろう)。
では現実的な理想の担当者がなんであるかと言うと、最後の「代理人」なのだと思う。
もちろんイチ担当者が最終意思決定が出来るとは思っていない。
最後に判断を下すのは社長なのだから。
でもその現実の中で、プロジェクトの中での重要な意思決定フェーズにおいて、的確に社内のステークホルダーに対して意思決定の確約を取れる、そういった提案者とステークホルダーとの意思決定の橋渡しを行える代理人としての担当者が必要なのだと思う。
と、いったような、担当者の性質を見極める事が重要だと思うのだが、見極めた所で、だいたいの担当者は「情報提供者」である事が多い(と思う)。
ではどうすれば良いか。
■2、プロジェクトにおけるステークホルダーによる意思決定をコントロールする
結論を先に言うと、ステークホルダーとこちらのWEBチームでの打ち合わせを最低でも2回1セット設定する事、である。
以前のブログ記事でも同じような事を書いたが、プロジェクトにおいて、いつどのタイミングでステークホルダーに対して状況説明と意思決定を求めるか、その設定がとても重要だと思う。
前の記事では、案件の開始時に客のトップに対してこっちも上の人間から説明してしまう、という話を人から聞いたと書いたが、もちろんそんな簡単に行く案件ばかりではない。
プロジェクトが走り始めたタイミングでいきなり向こうのトップに説明しても、なんにも形になってない以上、「ある程度詳しく固まってから説明してくれ」と言われてしまうのが関の山だと思う。
(超具体的な例として、トップの構成要素はパワポじゃなくてデザインで見せてね、とか)
実は最近参加したプロジェクトで良い例があったのでここで事例として紹介。
まず、プロジェクトが始まった時点で先方に担当チームが発足。
そのチームとこちらの制作チームで打ち合わせを行う事になったのだが、その際のプロジェクトスケジュールとして、
-----------------------
1、チーム打ち合わせを何度か行い、要件を詰めていく
2、ある程度形になったら先方担当チームが社内経営会議にかけ、
意思決定を求める
意思決定を求める
3、その会議の結果をこちらの制作チームと先方担当チームでの打ち合わせで
FBとしてもらう
FBとしてもらう
4、ステークホルダーを含めたコアメンバー打ち合わせを関係者全員で行い、
最終決定をいただく
最終決定をいただく
5、後はそのまま制作フェーズに突入!
-----------------------
という形で考えていたのだが、ここで大きな落とし穴があった。
というのも、こちらの制作チームとしては「2」で挙げた社内経営会議で、こちらの提案にズレがあるのであればそこで必ずFBをもらえ軌道修正が入るだろうと期待していたのだが、
実際にはあまりFBはいただけず先方担当チームからも「あまり意見は出ませんでした」としか言われなかった。
そこで「順調に進んでいる」と思ってしまったことが落とし穴。
だがその結果コア会議にかけた時に、ステークホルダーの存在により、大きく軌道修正する必要が出てしまった。
そして、軌道修正をかけた提案内容を再度ステークホルダー達に説明しないといけないので、急遽関係者打ち合わせが追加された。
ここでの学びを考える際に重要なのは、誰かが悪いのではないという事。
先方担当チームも自分達がしっかり決めるつもりで望んでいたと思う。
社内経営会議では、誰もが理解した上で特にFBはないと思っていたと思う。
ただ、問題は、
先方担当チームでは100%こちらの提案内容をステークホルダーに伝えられないという点
にあると思っている。
なぜならば、こちらは一応WEBのプロなのだが、向こうの担当者がプロジェクトの全貌と、その根底・仕組みも全て理解した上で提案内容をステークホルダー達に100%伝える事は、相当ハードルが高いと思うからです。
と、長々と書いてきたが、改善点としてはいたってシンプルで、
重要な意思決定が発生するマイルストンにおいて、先方のステークホルダーを交えたプレゼンをこちらの主力メンバーをもって行い、そこでのFBを反映したものに対して最終意思決定を行う同メンバーMTGを最低限2回1セット設定しておく。
という事に他ならないと思う。
今回の事例の中では、4でひっくり返された内容に対し、軌道修正&最終意思決定を求めるため、4−2としてのコアメンバー打ち合わせを追加したが、それでは3の打ち合わせが無駄になったり、全体的な工数が肥大化してしまうだけなので、実際の理想としては、2の先方社内経営会議においてこちらの制作チームも参加して直接説明する事であったのだと思う。
いやー、全てには必ず学びがありますね。日々精進です。
・・・なーどど書いてみたが、「言うは易く行なうは難し」とはこの事だなぁ(笑)。
2011年1月10日月曜日
2011年1月9日日曜日
WebSig新年会からの学び
昨日、WebSig一日学校で出会った仲良しメンバーに、特別ゲストとして講師の荒井さんを加えて新年会を行った。
終始下世話トークと素敵な学びが織り交ざりながら、バカみたいに飲んで笑った楽しい3時間でした。
ちょっとせっかくなので、そこでの学びを覚えているうちに簡単にまとめてみようかと思う。
そんな分かりきったことを今更wwwとか思われるかも知れないけど、関係なっす。
ディレクターは、外注業者やフリーランスのデザイナー、プログラマー、コーダーへの「感謝」を伝えることが重要だよね
よくある話として、「請けた仕事がいつの間にか公開されていた」という事、
デザイナーさんやコーダーさんってあると思うけど、それってとても悲しい。
制作畑の人間は、ただ作って納品しているだけでは達成感もくそもなく、モチベーションが上がらない。
さらに自分のデザイン、作り方がどうだったのか?ユーザーに刺さったのか?効果はあったのか?
現実、その辺りのフィードバックを得られる事ってほとんどないと思う。
もちろん、その辺りって秘匿情報なので、外部委託業者に情報提供する事が出来ないのは重々承知。
でもね、
「あのデザイン、とってもお客さんに好評でしたよ!」
「詳しい事はお伝えできませんが、客の売上結構上がったらしいですよ!」
「コーディングの作り方がキレイでシステム会社から感謝されちゃいましたよ!」
といったレベルで構わないので、一言もらえることが制作の人間にとってどれだけ嬉しいか。
世の中のディレクターの方は知っておくべきかと。
(偉そうwww)
納品してからしばらくして、たまたまググッた時に公開されてたら悲しいんですよね笑。
(さらに上流のゴタゴタによって世に出ないままポシャったりしたら泣けるw)
もちろんネガティブなフィードバックも同じくらい有益。
「今回のデザイン、クライアントには好評だったのですが、思ったほど効果が上がりませんでした・・
もしからしたらエンドユーザー目線が足りなかったかもしれませんね。」
「コーディングしていただいたデータ、ソースに統一感がなくてシステムに組み込む際にちょっと大変でした・・」
「あのプログラム、どうしてもサイトパフォーマンスが重くなっちゃいますね・・」
といった、言いたいけどとても言いにくい事ってありますよね。
でも、こういったフィードバックって、制作の人間としては、改善のための最高の情報なのです。
なので、絶対に伝えたほうが良い。
ただ、当然ながら伝え方によっては相手が気分を害してしまい、その後のやりとりに支障が出てしまうかもしれない。
そこで重要なのが、
「今回の結果はあなたのせいです」
と言うのはではなく、
「プロジェクトとしての課題ですね。一緒に改善策を考えましょう」
と言う事が必要だと思っています。
「デザインが悪いから効果が出なかった」
などどデザイナーを責めるのはアホだと思う。
WEBサイトとしての効果を出すためには、マーケティングを行い市場調査・ユーザー行動パターン調査を行い、
情報設計・導線設計をし、(諸々割愛)、デザインを作成し、WEBページとして制作し、
リリース前にプレス対応をし、リリース時の広告出稿/メディア掲載を行い、
リリース後のアクセス解析や効果検証を行う、
といったように沢山やることがある。
(※あ、自分は素人ディレクターなので上のは結構適当なのであしからず)
そのため関わる人間も沢山いる。
効果が上がらなかった原因なんてどこにあるか分からないですよね。
それをディレクター主導でみんなで探しましょう、という形が取れたら理想だと思う。
こんな時代だからこそ「アナログ」の価値を再考しよう
上の「感謝を伝える」という点にも関係するのだが、
こんなデジタルな畑にいるからこそ、アナログで伝える事って大切。
請求書に一筆手書きの手紙が入ってたりするだけで、ほっこりする。
dotのセカイに浸かりすぎてないでたまにはエンピツを持ってみるのもいいかもしれませんね。
「定型」ではない「人間味」ですかね。
クライアント教育が重要
プロジェクトを円滑に進めるには、客教育が重要。
というのも、ずっと客担当者と順調に進めて行ったら、最後の方でいきなり裏ボスにひっくり返された、とかいうこと、あるかと思います。
それは、先方の担当者がしっかり社内の権力者に確認を取っていなかったから。
ただここで難しいのが、◯か×かを選ぶだけなら、答えが得やすい。
でも上の方で書いたように、WEBを作るには色んな要素があるので、複雑怪奇。
それを客のイチ担当者が全て把握して社内の権力者にしっかり伝える(納得させる)なんて、ハードル高い。
そこで、事前に客の担当者だけではなく権力者を全て集めて、
「私たちは今回のプロジェクトでこの目的を実現するためにこういったものを作ります」
という事を伝えてしまう。
それにより、後からひっくり返されるリスクが減るし、
ひっくり返されそうになっても、「最初にそう伝えて了承いただきましたよね」と言える。
なおかつ、理想的なのは、こっちも上の人間から伝える事。
先方の社長からしたら、下っ端ディレクターに言われるより、
上の人間に言われたほうが説得力が増す、という事が現実的にあると思う。
(特に旧態然の会社ほど肩書きを意識するので)
多少最初にコストをかけたとしても、
プロジェクト全体を通して考えれば、リスクが起きた時の追加コストに比べれば屁みたいなもん。
「モテる」事は良いディレクターの条件の一つ
この見出しだと語弊がありそうだけど笑、
つまりモテるという事は、「人を惹きつける魅力がある」という事。
営業では、客を口説き落とす必要がある。
客担当とはリリースまでの長い間、交際しているくらい沢山やりとりしなくてはならない。
外注先やフリーランスとは、お互い惚れ合わないと良いモノは作れない。
といった事からも、恋愛に近い、とよく言われる所以だと思う。
ツイッターやブログは客と身内にバレると束縛ツールになるよね(笑)
まず、客って、意外にツイッターを見ている。
なので、プロジェクトがクソ忙しい時に、「合コンなう」などど書こうものなら、
とっても厭味ったらしいメールをいただく事うけあい。
そしてまた、そういう人ほどフォローせずにURL直打ちとかで見てる。
せめてフォローしてよ。
じゃぁプロテクトすりゃイーじゃん、と言う人いそうだけど、それじゃツイッターやる意味ない笑
あと、身内って、かなり自分の子どものツイッターを見ている。
特にかーちゃんは息子・娘の動向がとても気になる。
昨日の話で面白かったのは、息子のツイッターの内容を実の姉がチェックしていて、
それをかーちゃんに築一報告し、かーちゃんから息子に心配メールが届く、というもの。
「あんた、ちゃんと晩ご飯食べないでしょ?おかあさん心配よ。」
みたいな感じだろうか。
それに対してその方は、食べてもないのに食べたかのようにツイートするらしい。
面白い&微笑ましい。
ま、考え方によっては、親孝行ツールとも言えるのでは。
旧態然の会社では2:8の法則がドンピシャ(8割の社員は使えない)
ある方の話では、「ほとんどの社員、使えねーよ」との事笑。
そのくせ、会社はその人の給料を払い続ける。
そうして立ち行かなくなる。
2割の側の人間でありたいですね。
初めての会社/フリーランスと仕事をするなら、一度は顔見て話をしようよ
初めて仕事する会社の担当者に、「一度お会いしませんか」と話したら、断られたとの事。
意味が分からない。
ただ、企業によってはコスト管理が半端無く、
「外部で打ち合わせだぁ?何時間かかるんだよ。それ時間給でいくらになると思ってんだよ。費用対効果はどうなんだよ。メールにしろ。」
という上司がいるのでしょう。
でも、初めて仕事を共にする人とは、絶対に一度会っておいたほうがいいと思う。
なぜなら、その人となりが見えないのに何を信用すれば良いというのか。
またこれはWebSigの時に話があったのだが、
相手の会社に出向くのには重要なメリットがあって、
それにより制作の現場の雰囲気が見れ、それがその会社のレベルだと分かるのである、と。
また、僕はディレクションをする時、最近はなるべく社内の制作スタッフも客との打ち合わせに同席させようと思っています。
というのも、やはり客と対峙する事でその人に「当事者意識」が生まれるから。
また、打ち合わせを密に行うことで、制作の人間にプロジェクトの背景まで説明でき、
作業への「理解度」を深め、制作者目線からの「提案」を得ることが出来るかもしれない。
意外に重要視されていないけど、僕は制作上がりのディレクターなので、
「ボトムアップの改善提案」というものにとても重要性を感じているのです。
なので、僕はどんなに小さい案件でも、必ず一度打ち合わせを行おうと思っています。
20年前からPCいじってたレベルの方と今の若者の違い
昨日の飲み会で、3分の1くらいはあるお二人のプロフェッショナルでギークな方の「昔のパソコンはなぁ!」というトークだった笑。
話を聞くと、本当に今の便利な世の中では考えられないセカイ。
「クオークの精緻っぷり、マジ萌え!」
「フォトショのヒストリーが1回しか戻れない」
「カセットテープに入ったプログラムの付録欲しさにアスキー買ってた」
「レンダリングを動かしてから一週間かかる。4日目で電源ケーブル引っこ抜かれて悶絶」
「思い切って6MBのメモリ増やした」
などなど、冗談みたいで大マジな話が飛び交ってた。
で、何が言いたいかというと、
昔のそういった時代を経験している人は、今の便利な時代しかしらない人に比べ、
パソコンの原理を知っているのでなにか問題が起きた時に絶対的な余裕がある、
という事。
ま、とはいえ今の時代は便利。
という感じでしょうかね。
いやー、とりあえず覚えている限り書き出しまくりましたが、
いかんせん酒の場の話だったので、ウル覚え&文章稚拙です。
僕自身、ディレクションの「ディ」の字も分かってないようなペーペーなので、
ぜーんぶ検討違いかも知れませんし、なーんにも保証しませんのでご容赦を。
さーて、勉強しよっと。
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