2015年3月1日日曜日

【冬のアイスランド一周ドライブの旅】火山と温泉と氷河と音楽の国を廻る




今回、2015年2月20日からの7日間で、アイスランドを車で一周する旅に行ってきました。
国道1号線(リングロード)、トータル約2,000キロのロングドライブです。
この記事ではそのドライブで見てきた景色や人々などを紹介していこうと思います。
(写真結構多めに載せてるのでスマホよりPCの方が見やすいかもです)

この記事は写真を多めに載せていますが、同時に撮り溜めていた映像もあったので、
つなぎあわせて適当に動画を作ってみました。もしよければこちらもご覧ください。
曲はSigur Rósの「Við spilum endalaust」です。



はじめに


僕は個人的にアイスランドという国が大好きで、いつか絶対行ってみたいと思っていました。
ただ、旅に行く前にネットで色々調べてみても、アイスランドという国の情報はあまり出てきません。
それもそのはず、主要なヨーロッパの国や北欧の国々は旅行にも人気があり、旅行本なども沢山あるのですが、
アイスランドはそれらの国と比べるとかなりマイナーな国なので、情報がほとんどありません。

でも、僕のようにアイスランドにいつか行きたい、という方がいるかもしれません。
であればどこよりも詳しくてリアリティのあるアイスランドを伝えられないものかと。

ただし先に断っておきますが、アイスランドに行くのは今回が初めてですし、僕は英語もほぼ喋れないので、情報の信頼性はちょっと怪しい部分があります。その辺りは予めご了承ください。

あと、この記事、超長いです。写真をふんだんに載せているからという理由もありますが。
アイスランドに興味のない人には苦痛なので読まないほうが良いと思います。
あと、自分の目で見たい、という人も読まないほうが良いと思います。
ただ、ちょっとでもアイスランドに興味がある人には有益だと思います。多分。

そもそもアイスランドという国とは?


ちなみに先に言っておきますが、「アイルランド」ではありません。

僕がアイスランドという国を知ったのは、シガー・ロスというアーティストの曲を聴いたことがきっかけでした。

アイスランドという国の事を詳しく知っている人はどれくらいいるでしょうか?
多分、国名から寒い所なんだろうな、くらいしかあまりイメージしていないかと思います。

僕が思うアイスランドの魅力は、何よりも「自然」と「音楽」。この2つに尽きます。
ただ実際に来てみると、それ以外にも色々な魅力が詰まっている国です。

まず、アイスランドという国は、ノルウェーの左上、グリーンランドの右下、という位置にあります。


首都はレイキャビクという街で、世界で一番北に位置する首都みたいです。
それだけ聞くとかなり寒い国のように聞こえますが、アイスランドは周りの海流が温暖であるという事なども影響し、意外と暖かい気候です。(北海道より暖かいとか)

その辺りの情報は以下のサイトなどに詳しく載っているのでそちらをご覧ください。
アイスランド旅行情報 アイスランドへ行こう!
アイスランドトリップ.com  アイスランドじょうほう館

アイスランドの雰囲気がより伝わる素敵なサイトもあるので良ければ。

Discover the secrets of Iceland

アイスランドの音楽



僕がアイスランドという国に興味をもったきっかけでもある「音楽」についてちょっとだけ掘り下げてみます。

アイスランドには世界的にも超有名な「ビョーク(Björk)」や「シガー・ロス(Sigur Rós)」をはじめ、「ムーム(múm)」や「ヨハン・ヨハンソン(Jóhann Jóhannsson)」、「ソーレイ(Sóley)」などがいますし、最近では「オブ・モンスターズ・アンド・メン(Of Monsters and Men)」や「アウスゲイル(Ásgeir)」などが有名です。

どれも聴いてもらうと分かるのですが、アイスランドという国の持つ魅力に詰まった音楽で、
他の国には無い独特な雰囲気を持っています。(偉そうに語るな、という感じですが)

その中でも僕はSigur Rosが好きすぎて、PVなどの映像を何度も何度も見るうちに、
いつかアイスランドに行きたい、と思ったのです。

という事でSigur RosのPVを一つ紹介。
これは結構前の曲ですが、PVに映る場所はもちろんアイスランド。
Sigur Rosの曲は特に後半の盛り上がりが良いので辛抱強く聴いてください。(できれば大音量で..)


もし、アイスランドにいつか行こうと思っている方がいたら、
まずは音楽を色々と聴いてみる事をオススメします。

ちなみにアイスランド音楽を探すなら、「ICELANDia  アイスランド・ショップ」がオススメです。
僕もオーナーの小倉さんが主催するイベントで買ったCDをドライブで聞いていました。
アイスランド音楽のエントリーとしては、以下の2枚のオムニバスは超おすすめ。



あと、アイスランドには「ICELAND AIRWAVES」という音楽フェスが毎年11月にあります。
僕も絶対いつか行こうと思っています...。

Iceland Airwaves

アイスランドドライブ1日目(2月20日)




さて、前置きはこれくらいにしておき、具体的な旅行記をまとめていきます。

まず、20日の昼に成田空港を発ち、デンマークのコペンハーゲンを経由し、アイスランドのケプラヴィーク国際空港に到着しました。コペンハーゲンまでは10時間強、そこからケプラヴィークまでは2時間くらいです。

僕はレンタカーを翌日の朝6時から予約していたのですが、
空港に着いたのが夜中の23時半過ぎだったのでこの日は空港内で寝ることに。


空港にはベンチがあり、まぁそこまで寒くないので死にはしません笑。
ただ、ベンチに寝そべると空港のスタッフに「寝るな」と言われてしまいました。

ちなみにケプラヴィーク国際空港はそこまで大きくありません。
中に唯一と言っていいくらいまともなカフェがあるのですが、ただここがかなりオシャレです。


普通にオシャレな私服を着た兄ちゃん姉ちゃんが楽しそうに接客しています。
サンドイッチやフレッシュジュースやコーヒーが飲めるのですが、どれも美味い。

さて、そんな感じでほぼ移動で終わった一日目は終了です。
1ミリも運転していませんね。

アイスランドドライブ2日目(2月21日)




さて、本日からついにドライブ開始です。
ちなみにレンタカーは「CityCar Rental Iceland」を利用しました。
http://www.citycarrental.is

今回僕は、4WDのSUV(オートマ)をレンタルしました。
レンタカーについては色々な選択肢があると思うのですが、季節によって注意が必要です。
というのも、今回は冬のドライブだったので、「4WD」と「スタッドレス」は必須です。
スタッドレスは、冬であればレンタカー会社も当然装備されていると思いますが、4WDは自分で選ぶ必要があり、
ただ絶対にこれじゃないと危険です。
このあと詳しく紹介しますが、冬のアイスランドは道中の半分以上が雪道です。
4WDで無かったら僕はもうこの世にいないと思います。(言い過ぎ?)

逆に夏であれば、ヴィッツなどの小型車でも全く問題ないと思います。
(追記:夏に行った方がいたのですが、その時はヴィッツで全く問題なかったそうです)

ケプラヴィーク国際空港でレンタカー会社のスタッフと落ちあい、事務所まで移動し、
そこで手続きをし、ドライブスタートです。まずはケプラヴィークからレイキャビクまで。


今日は首都レイキャビクは通過して第二の都市、アークレイリ(Akureyri)まで一気に行く予定です。
アークレイリまでは約400km。いきなりのロングドライブです。

ちなみにアイスランドという国は夏は白夜(朝から夜までずっと明るい)で、
冬は極夜(逆に日の出てる時間が少ない)です。

2月〜3月になると極夜もだいぶ落ち着き、
日も長くなってくるのですが、とはいえ朝はしばらく暗いままでした。
でも、じわじわと明るくなってくる雰囲気もまた素敵です。


ドライブを開始し、いきなり圧倒される景色が待っています。
道の前も左右も全てが雪山。初日は天気も良く、クリアな晴天に真っ白な雪山が映え、
感動しきりながらの運転なのでとても楽しいドライブでした。


途中、アークネス(ARKNES)という街に寄りましたが、
とくに見る場所も無さそうだったので、そのままアークレイリを目指すことに。


レイキャビクは位置的にはアイスランドの左やや下あたりにあるのですが、そこからアークレイリまではひたすら北東を目指します。そのため、北に向かうほどに雪が多くなってきます。


道路は至ってシンプルな片側一車線。しかしガードレールなどはなく、黄色いポールが定間隔に立っているだけです。ケプラヴィークやレイキャビク周辺は片側二車線の道路もありますが、アイスランド全体を通すとほぼこの片側一車線の道路です。ちなみに左ハンドル右車線通行です。

途中、「BORGARHREPPUR」という地域を通ったのですが、このあたりから壮大な山々が増えてきます。


さらに、小さい橋があってそれを渡る時にふと横を見てみると、小さいながらも迫力のある川が流れていました。


初日は天気こそ晴天で恵まれていたのですが(今思えば初日が唯一晴天に恵まれました)、
後半からは徐々に道路の雪が濃くなってきて、アイスバーン状態に。結構滑ります。


ちなみにアイスランドの主要道路は90km制限です。(市内は場所によって40〜70km制限)
ただ、現地アイスランド人の方たちは、余裕で100〜120kmで飛ばします。レイキャビク付近でこそオービス(速度オーバーだと写真撮られるあれ)があったりするももの、地方に行くとそんな物はないのでみなさん飛ばし放題です。

日本の高速道路ばりに飛ばすのですが、もちろん道路は写真の通り、中央分離帯もなくガードレールもないシンプルな道路。対向車線の車とすれ違うたびにドキドキします。

何よりすごいのが、道路が凍っててもおかまいなし、余裕でスピード出しています。


標識もこんな感じで凍っちゃってる時もありました。

道の左右は見渡すかぎり雪の大地。山々も雪化粧で真っ白。
ただ、その中でも途中に時々家がポツンとあるのを見ると、
こんな場所でも人が住んでいるんだなぁと実感させられます。


そして、時より馬たちが寒そうに身を寄せています。


馬たちの吐く息も真っ白です。


アイスランドは、火山質の土地だからか、山の雰囲気も独特で、何より木がほとんど生えていません。
まっ平らな大地にいきなり無機質な山が突き出している、という感じ。
火山で出来た山、というのを表すように、横に層のラインが見て取れます。


そして、時より透き通った水の川が流れています。飲んだら美味いだろうな。


そして、山々を越えながら道はひたすら続いていきます。
というかゴールはあるのか...?というくらい続いていきます。


車のフロントガラスから見た図。こんな感じの道をひたすら進みます。
でも景色が美しすぎて全然眠くはなりません。むしろ景色に見とれてしまい運転が危ないくらい。


途中、馬に乗って駆ける女性がいたのですが、カメラを構えるとスピードを落としてくれました。優しい...。
そして駆け抜ける後ろ姿がカッコ良かったです。


すると、徐々にアークレイリの街が見えてきました。
この時すでに日が傾きかけていました。


川辺にあるお家もカワイイ。


アークレイリは、アイスランドの中ではレイキャビクに次ぐ第二の街というだけあって、まぁまぁ栄えています。
といってもアイスランドの中での話なので、全体的には小さい街なのですが..。


そして、アイスランドは北欧とかの国と同じく、家々がカラフルでカワイイ。
あと、ところどころに遊び心あるアートが描かれています。


雪の上にポツンポツンとある家がどれも可愛く、さらに変な大きな人形?のようなものもありました。遊び心ですね。


夜になると、少ないながらもレストランやパブなどが人で賑わっています。


そして、カフェもオシャレだし、ディナーも普通に美味しかった。
ただ、物価は高いです。右下の写真がディナーに食べた肉料理で、この一品で4,000円弱かな。


この日泊まったのは、スタルダルヴィークというゲストハウス。
これがまた可愛らしいゲストハウスで、完全女性向きな感じでした。(スタッフも全員女性)


そして何より、ゲストハウスから見える景色が素晴らしい。贅沢。


実はこの日はまだ日が落ちるまで微妙に時間があったので、アークレイリからちょっと先の、「ゴーダフォス(Godafoss)」という滝まで行ってみました。と言ってもそこまでも60km近くあるのですが...。
この時、写真では伝わらないのですが、風がもの凄くて、、外に出て滝を見に行くほんの数分の間だけど、顔が痛くなるくらい風が冷たく、雪の中を歩いて行くのですが、風に飛ばされて滝に落ちるんじゃないかと思いました。

でも滝はなんとも言えない雰囲気で圧倒されます。自然の壮大さと怖さを感じさせられる瞬間でした。


実はこの滝のさらに奥(といっても50km先...)に、今回の旅で楽しみにしている温泉があるのですが、この時点で日が傾きかけているという事と、徐々に風が強くなり、道路コンディションも厳しくなってきたので、その後にアークレイリまで戻る道のりを考えると危険という判断をして引き返す事にしました。(今思うとこの判断は正しかった...)


それでも、引き返して戻るまでの道は、徐々にコンディションが怪しい感じに。
写真のように、強風に煽られた雪が道路をまたいで川のように流れていきます。


途中、視界がほとんどないくらいに雪が吹き荒れるような中を必死に運転しながら、
なんとかアークレイリの街に戻ってきました。

街はだいぶ風は穏やかになり、夕暮れに染まる街になっていました。


当然ながら道路に街灯など一つもありません。
なので、冬のドライブは日が落ちてからの運転は極力控えたほうがいいと思います。

さて、そんなこんなで1日目のドライブが終了です。
最後にこの日、アークレイリで出会った人たちの写真を載せておきます。

まずはオシャレなセレクトショップの店員さん。



続いてカフェの店員さん。



そんなこんなで超長かった一日目は終了です。

アイスランドドライブ3日目(2月22日)




さて、3日目の朝です。
アイスランドの朝ごはんは、どこもサンドイッチとコーヒー。
普通に美味しい。


朝ごはんを食べながら見る外はまだうっすら明るくなってきてるくらいです。

さて、ゲストハウスを出発するという事で、ここでもゲストハウスのスタッフのみなさんをご紹介。






(女性ばかり撮りすぎ、と思われるでしょうが、、実際女性しかいないんです...)

ちなみに、アークレイリの朝はめちゃめちゃ寒かったです。
北に位置するという事と、港町だからかもしれませんが。


船も凍りついていました。

さて、今日はミーバトンという場所で温泉に入り、その後はレイキャビクの真逆の場所にある、「エイイルススタジル(Egilsstaðir)」と「セイジスフィヨルズゥル(Seyðisfjörður)」という場所まで向かいます。

実は、今回のドライブの中でこの日の運転が一番危険で、2回くらい死ぬかと思いました...。

朝イチ、ガソリンを入れてから向かいます。


ガソリンスタンドの入れ方は結構シンプル。
まずクレジットカードを入れ、ピンコード(暗証番号)を打ち、あとはガソリンの種類を間違えないように入れるだけ。
ガソリンの種類は給油口にシールが貼ってあります。


今日は雪もチラつき、天気も曇りがちなので、ミーバトンまでの道のりは過酷の一言。
ここは北極か?というくらいの場所を進んでいきます。


途中で流れる川も、寒々しいこと...。


でもそんな所にも鳥たちは普通に泳いでいました。


途中にあった街も、ここに人が住めるのか、、というくらい過酷な場所でした。
(今日は特別天気が良くなかったというのもあるかもしれませんが)


ただ、個人的に今回のドライブ旅の中で、一番景色に圧倒された場所がどこかと言われれば、
このミーバトンの地域だと思います。


なんというか、景色の「異世界観」が凄いのです。


アイスランドは映画のロケ地として使われる事が多いらしく、
その中でもSF映画で使われる事も多いらしいのですが、確かにと思えるほどに、
ここは本当に地球か?というような景色が広がります。


それでも、たまにいる馬たちはカワイイし、レストラン&カフェもカワイかったです。


そんなこんなでミーバトンにある温泉、「ミーバトンネイチャーバス」に到着しました。
もうこの一帯が硫黄臭いです。運転していても車内が温泉の臭いで充満します。
この温泉、首都のレイキャビクからは程遠い場所にあるのと、この日は天気が悪いことで、ガラガラ貸切状態でした。
極寒の極限世界に突如現れるブルーの温泉。なんとも言えない違和感です。


アイスランドは火山大国であり温泉が非常に豊富です。
前日に泊まったゲストハウスにも露天風呂が付いていたし、シャワーも水道も全て温泉が出てきます。
温度はぬるめ。長く入って身体を温める感じでしょうか。

ちなみにこの温泉は冬期は3,000円弱、タオルレンタルは600円くらいでした。


余談ですが、風呂あがりに車の中に入れてあった水でも飲もうかと思ったら、思いっきり凍ってました笑。

さて、ここからはまたロングドライブです。次の目的地のエイイルススタジルまでは約200km。
ひたすら雪道を走り続けます。

雪と氷の世界を、1本の道だけがまっすぐ通っています。


ここでまた余談なのですが、この日のドライブで2回ほど死ぬかと思ったと書きましたが、1回目は曲がり角で雪にタイヤを持っていかれて道の脇に落ちたこと(4WDで良かった...)なのですが、2回目は本当に泣きそうになりました。

アークレイリでガソリンを入れてから出発したのですが、エイイルススタジルに着くまではさすがにもう一度ガソリンを入れる必要があり、途中で入れていこうと思っていました。
ただ、途中吹雪が強くてガソリンスタンドを見逃してしまい、気づいた頃にはガソリンメーターがどんどん少なく...。そしてついに、給油マークが点灯してしまいました。
しかもここは思いっきり山の中の雪道、しかも日も暮れかかってる。

ここでガス欠になったら死ぬな、と思いながら、燃費を抑えた運転を30分以上続けると(意外と補助タンクで持ってくれて良かった...)、小さいガソリンスタンドが見えたのです。叫びましたねこの時は。


その時の写真がこちら。ポツンと給油機が1台だけ佇んでいます。
迷わず満タンをぶち込みました。

そんな過酷な場所でも、景色は圧倒的。川も凍っています。


そしてやっと、エイイルススタジルの街が見えてきました。


アークレイリから265kmも走ってきたのか...。なかなか疲れました笑。


エイイルススタジルのカフェで飲むホットコーヒーがなんとも良かった。(美味くはないです)
つい、店員さんの写真を撮らせてもらっちゃいました。


さて、エイイルススタジルは特に見どころもなく、各街をつなぐ中継の街的な感じなので、
そのまま今日の宿泊地予定であるセイジスフィヨルズゥルまで向かう事に。
セイジスフィヨルズゥルまではここから車で30分くらいとの事なので余裕をこいていましたが、
実際はなかなか過酷な道でした...。

そして山を越え、なんとかセイジスフィヨルズゥルに到着。


ここは山間に囲まれたフィヨルドにある小さな港町。
本当に小さく、歩いて全部回れるくらいの規模しかありません。

でも、家々が可愛らしくて、バーがあったり、レストランがあったり、
個人的にはこじんまりしていて魅力的な街だと思いました。


夜には家の明かりが灯り、また良い雰囲気に。


この日の晩は、唯一開いていたレストランで、ビールとピザ。めちゃめちゃ旨い...。


この街で出会った人たちをご紹介。

まずは上の写真のレストランの店員さん。
アイスランド人ではなくてデンマーク人らしいのですが、金髪ショートがなんとも素敵でした。


次はガソリンスタンド併設のコンビニの店員さん。
ホテルとかレストランとかを丁寧に教えてくれました。



アイスランド旅行時にチェックしておくべき2つのサイト


今回のアイスランドドライブにおいて、逐次細かくチェックしていたものとしては、
天気予報」と「道路状況」の2つのウェブサイトです。
特に道路状況については、冬場であると降雪状況や、時にはストームやブリザードになったりもして、
道路が通行止めになることもあります。
この道路状況のウェブサイトは分刻みで更新されるので、
今から行く道がどんな状況なのかをチェックするのに非常に重要になります。

Search the web | Road conditions and weather

実はこの時、今回のドライブ旅で一番の決断を迫られる事が起きました。
というのも、このセイジスフィヨルズゥルに来るまでの道のりで既に天候の悪化ぶりがひどかったのですが、晩飯を食べながら道路状況をチェックすると、なんとこれから行く先の道にいくつか「通行止め」のマークが付いているではないですか。しかもさっき通ってきたセイジスフィヨルズゥルへの一本道も、通行止めの一歩手前の「Difficult Driving」の状態。

正直、ここで元のアークレイリ経由のルートを引き返すべきか、非常に悩みました。
ちょうど今がドライブの半分くらいなので、これ以上無理して進んだ結果通行止めで通れないとなった場合、
引き返してからの道のりがどんどん長くなってしまうので、予定通りに帰ってこれない可能性もあります。

もはやこの状況でリスクは負えないと思った僕は、正直引き返すしかないかな、、と思っていました。
ただもう夜だったので、とりあえず今日は寝て、明日の朝もう一回見て判断しようと。

アイスランドドライブ4日目(2月23日)




そして、朝起き再度チェックすると、なんとギリギリ通行止めが解除されていました。
またいつ天候が急変するか分からないので、早朝からセイジスフィヨルズゥルの街を後にし車を進める事に。
この日は「ヘプン(Höfn)」まで向かいます。

朝食はホテルで同じくサンドイッチとコーヒーとチーズ。美味しい。


ホテルのオーナーさんはガタイが良く、ダンディーで、とても優しい方でした。


ちなみにこの日も朝からかなりの悪天候。
でも道路が通れるだけで十分。ひたすら吹雪の中を走り続けます。

滝も凍りついています。


下の写真、多分今回の道の中で一番ハラハラしながらの運転だったのですが、何が凄いって、これ左側は海なんです。しかもガードレールもなく、斜面なんです。
しかも道路は完全雪で埋まってる。しかもしかも横風超強い。


視界も悪ければ、サイドミラーも凍ってしまう始末。

でも人間の恐怖心って麻痺するものですね。気付いたら100キロくらい出していました。


ちなみにアイスランド、風が結構強いです。
穏やかな時もあるのですが、今回のドライブ中はかなり強く、ひどい時で風速20mとかありました。
車を停めて写真でも撮ろうかな、と外に出るとふっとばされそうになります。

あと、アイスランドにはトンネルがほとんどありません。
僕が1周回る中で通ったトンネルはたったの3つだけです。


ただ、この天候の中でトンネルがあると、正直助かった気持ちになります。
トンネルの中は平和ですから。

しばらく走ってから、ふと再度道路状況サイトをチェックすると、なんと今通って来たセイジスフィヨルズゥルから出てくる道が通行止めになっていました。


つまり、朝出発するのが遅ければ、セイジスフィヨルズゥルの街から出ることも出来なくなってしまっていたのです。朝から出発しておいて良かった...。

途中、いくつか街を通過しましたが、この悪天候なので、人気は全くありません。


途中、カフェがあったので休憩して温かいものでも飲もうとしたら、見事に閉まっていました。


そんなこんなでひたすら車を進めると、徐々に天候も落ち着いてきました。
次に目指す街は「ヘプン(Höfn)」という所なのですが、セイジスフィヨルズゥルからは250kmくらい。

途中、半分以上にさしかかったところで気温がついにプラスに!
下の写真、電光掲示板が見づらいのですが、気温が「+3℃」、風速が「20m」です。


でも、雪が収まって道路コンディションが良くなるだけでかなり精神的には楽になります。


視界がクリアになってくると対岸の山々も徐々に見えてきます。


さらにはうっすら太陽も見えてきました。
太陽って偉大ですね。なんか元気になります。


ヘプンに近くなると、大地の雪もなくなり、かなり雰囲気が変わってきます。


時より動物もいます。


アイスランドの景色は、大地と山々のメリハリが極端です。
この写真も、まっ平らな大地の奥に尖った山々がそびえ、そこに向かってまっすぐ送電線が続いています。


さらに、そこにポツンと廃墟があったり。


そして、この辺りになると、ついに山の間から氷河が見えてきます。
アイスランドにはヨーロッパで最大の氷河である「ヴァトナヨークトル氷河(Vatnajökull)」があります。


ただ、氷河ってある程度の想像はしていたのですが、実際に視界に入ってくると、圧倒的です。

多分ですが、上の写真の3箇所から出ている氷河は、下の航空写真の丸で囲った部分だけが見えている感じです。
氷河の圧倒的な規模感がわかるかと思います。



今回の旅で、一番印象に残った「地域」はミーバトンだと書きましたが、
一番印象に残った「瞬間」は、氷河を目にした時です。


しかも、普通に家の脇から氷河が見えるというこの違和感がすごいのです。
もはや合成に見えます。


下の写真は個人的に結構気に入っています。
家と、山と、氷河がこんな感じで収まるとは。なんとも非現実的です。


氷河に感動しながら運転していると、ヘプンの街が見えてきました。


ヘプンは小さい港町なのですが、規模的にはアークレイリよりは小さく、
セイジスフィヨルズゥルよりは大きい、という感じです。


家々は相変わらずカワイイ。
ただセイジスフィヨルズゥルは地方の小さい街、という印象でしたが、
ヘプンはそれよりは発展しているというか、家の作りもモダンで洗練されているようでした。


ただ、ヘプンもレイキャビクからは結構距離があるので、観光客はほとんどいません。

ここで、ヘプンの街で出会った人たちをご紹介。
まずはガソリンスタンドのカフェにいたおっちゃん。


ヒゲがワイルドなイケメン。


この日はもう夕方に差し掛かっていたので、ヘプンのもう少し先くらいまで車を進めて、
道の途中にあるゲストハウスに泊まる事にしました。

夕焼けもなんともいえない雰囲気です。


この日のゲストハウスは、山の麓にひっそりとある、老夫婦が運営する小さなゲストハウス。
コテージタイプのこじんまりした感じでした。


ただ、晩飯はめちゃめちゃ美味かったです。サーモンとポテト。
そしてビール、なんと「ヴァトナヨークトルビール」、つまり氷河の名前が付いたローカルビールです笑。
ラベルがかっこいい。


ゲストハウスの老夫婦。優しい。


そんなこんなで本日のドライブは終了。
明日はついに氷河の中に入ります。氷の洞窟ツアーに参加です。

アイスランドドライブ5日目(2月24日)




今日の天気は良くもなく悪くもなく、曇りがちな天気です。


そして、本日のメイン、氷河に入る氷の洞窟ツアーに向かいます。
朝9時に氷河の近くにあるカフェに集合です。


そこからこんな感じのワイルドな車に乗って氷河まで向かいます。


氷河の入り口はこんな感じ。


みんなで氷河の中に入っていきます。


この日は天気も曇りがちだったので、あまりキレイに見れないかな、と思ったのですが、
中に入ってみたら驚きのクリアさでした。


気温がかなり低いので、氷を触っても全く溶けません。


氷の洞窟を案内してくれたガイドのお二人。


氷の洞窟ツアーは2万円と正直高かったのですが、外の氷河はあまりキレイではないので、
キレイな氷河を見たい方はオススメです。


これで氷河めぐりは終わりです。
運転しながら、氷河を目に焼き付けておきます。


山の合間からヌッっと出てくる氷河が恐ろしくも美しい。


映画のワンシーンか、と思うくらい圧倒されます。
なんか、今にも流れ出してきそうなこの状態で完全に静止しているという違和感が凄い。


さて、次に目指す街はヴィーク(Vík)という街です。
さっきまでは雪も降ってなく、道路もドライだったのに、
しばらくするといきなり雪が降ってきて、道路も完全に埋もれています。
アイスランドでは2〜30分くらい走らせるとすぐに天気が変わってきます。メリハリがあるというかなんというか。


2時間くらい走らせていくと、ヴィークの街が見えてきました。


ヴィークはあまり家は多くないイメージです。


ちなみにヴィークで有名なのは、黒いビーチです。
火山質の砂で出来た海岸なので、砂浜が真っ黒です。


ヴィークの街を後にして車を進めていると、雲の合間から別の氷河が見えてきました。
アイスランドにはいくつか氷河があるので、島の南側の道路を走っていると結構見える機会が多いです。


次に目指すのはスコゥガフォス(Skógafoss)という滝です。
この辺りからレイキャビクにも近くなってくるので、観光客が増えてきます。


この滝、結構落差がある大きな滝なのですが、階段をひたすら登って行くと上から見ることもできます。
この階段、かなりしんどいです。


でも上に登って正解でした。上流の方にも壮大な景色が待っています。


ちょっとここでほっこりしたシーンを。
2人で滝を見に来ている父娘がいたのですが、二人してはしゃぎながら滝の写真を撮ったり、はしゃぐ娘を父が写真撮ったり、終始仲の良さが伝わる二人でした。


そんな仲良しな二人がこちら。


ちなみに近くに別の滝であるセリャラントスフォス(Seljalandsfoss)という滝もあるのですが、ここの見どころは滝の裏側に入れる事なのですが、冬は寒すぎて入る気になれませんでした...。夏の方が良いかと..。


さて、そこからは次の街であり、この日の宿泊地であるセルフォス(Selfoss)に向かいます。

途中、パトカーがスピード違反?の車を捕まえていました。
今回のアイスランドドライブでパトカーを見たのはこの一度だけです。


しばらく走ると、セルフォスの街が見えてきました。


セルフォスは、レイキャビクからも近く、各観光地へのアクセスが良いので、比較的規模の大きい街でした。


この日の宿はGARUNというこじんまりとしてオシャレなゲストハウス。
ロゴがカワイイ。


ゲストハウスのオーナー。上品な方でした。


この日の晩飯は、トリップアドバイザーで調べて評価が高かったレストランへ。
ハンバーガーがオススメだというのでミートバーガーを注文。めちゃめちゃ美味い。
アイスランドは、冬だからというのもあると思いますが、外には人はほとんど歩いていません。ただ店に入ると暖かい雰囲気で賑わっています。


雪が降る中夜道を歩いて帰っていると本当に人がいないので、車を洗うおじさんがいるだけで嬉しくなります。


アイスランドには遊び心がたくさん。信号機にニコちゃんマークがありました。


本日はここまで。次の日はアイスランド観光名所、ゴールデン・サークルに向かいます。

アイスランドドライブ6日目(2月25日)




この日はゴールデン・サークルの3つの場所を廻ります。
前日の雪のため、朝から除雪車が働いていました。

あと、今回のアイスランドドライブ、ほとんどのガソリンスタンドは給油機で支払いまで完結するものでしたが、唯一ここだけは給油後に店内のレジでポンプ番号を伝えて支払うタイプのものでした。


スタンドの店員さんとその息子?さん。髪形カッコいいな。


この日は朝から曇りがちで風も強く、あまり良い天気とはいえませんでした。
それでも、時より分厚い雲の隙間から見え隠れする青空が素敵です。


途中、レイクホルトという街があったのですが、実はアイスランドではオーロラが良く見えるレイクホルトという街があるという事は聞いていました。ただ、アイスランドにはレイクホルトという街が2つあり、この街は違う方のレイクホルトでした...。(ややこし...)


しかしこの日は特に風が強かった。
時々いる馬たちは、物のかげでじっと身をひそめていました。


さて、そんなこんなでゴールデン・サークルの1つ目、アイスランド最大の滝、グトルフォス(Gullfoss)に到着。
ただこの時、本当に暴風という感じで、近づきすぎると滝に落ちるんじゃないかと思うくらい。
しかもカメラを構えても風でブレるブレる。なのであまりしっかり撮れませんでした..。
滝はド迫力です。


主要な観光地なのに風がものすごいので、観光客はほとんどいません。
ツアー会社が危険なので来ていないとのことでした。

次に見に行ったのはゲイシール(Geysir)という間欠泉。一番大きい間欠泉は1日に数回らしいのでさすがに見れませんでしたが、中規模の間欠泉は6〜7分ごとに20mほどの噴出が出てくるので、待っていればお目にかかれます。


上がみんなで待っている様子。噴出の瞬間の写真がなくてすいません..。

このゲイシールには、カフェとショップが入ったキレイな施設があります。
ここで飲んだラム肉スープが美味かった...。1,500円くらいするので高いのですが...。


ちなみに、アイスランドには「GEYSIR」という名前のブランドがあります。
アイスランドウールを使ったニットや手袋、靴下など。デザインがシンプルでカワイイ感じなので、
特に女性にはオススメだと思います。

このカフェのレジをしていたイケメン店員さん。


あと僕が食べている横でひたすらテーブルを拭いていたおしゃべり好きの店員さん。
マンガの「ナルト」が好きらしい。


さて、この次はゴールデン・サークルの最後の1つ、シンクヴェトリル(Þingvellir)国立公園で、ユーラシアプレートと北米プレートの境界にある、大地の裂け目であるギャウを見るつもりだったのですが、この時間になると天候がさらに悪化してきて、天気予報でも「Storm」の表示になるくらい嵐のような天気になり、雨も強く、道路も雪が雨とまざってシャーベット状になってしまっていました。シャーベットは簡単にスリップするので結構危険です。


天気がよくなるまでちょっと待っていようかとも思ったのですが、もしこの先の道路が通行止めにでもなってしまったらレイキャビクまでたどり着けなくなってしまうので、泣く泣くギャウは諦める事に。

そして、ついに今回のドライブの最終到着地、首都レイキャビクに到着しました。
レイキャビクは他の街に比べると明らかに規模が大きい。都市という感じでした。
とはいえ他の国と比べると極端に規模の小さい首都なのですが...。


この日は時間も夕方にさしかかっていたし、天気も悪かったので、
とりあえずレイキャビク観光は次の日にすることにし、カフェで宿探し。


すると、ここで(僕の中ではかなりの)奇跡が。
夕方とはいえまだ時間はあるので何かしようと思い、
それだったらアイスランド音楽を聴くためにライブハウスとか行ってみようかなと。

色々調べていたら、「Grapevine」というアイスランドカルチャー情報誌があるらしく、
しかもそのWEB版があるとのこと。

The Reykjavik Grapevine

上のがWEB版、下のはペーパー版です(ライブハウスに置いてありました)。

ちなみにこの時の表紙はビョークでした。
なんかの賞を取ったとか取らないとか。(読めない)


早速当日のイベントを調べていたら、なんと今僕がアイスランド音楽の中で一番気になっている、
「Soley」がライブハウスでイベントをやるというではないですか。
しかもライブチケットはたったの1,300円!安い!

Sóley | listings.grapevine.is

ちなみにSoleyの映像はこちら。声が良いです。



これは行くしか無い!早速カフェを出て、ライブハウスに向かいます。
ライブハウスは「Húrra」という小さな箱でした。
まだ時間も早かったので、オシャレなお兄さんとお姉さんがお喋りしていました。


なんとか僕の拙い英語で今夜のSoleyのチケットが欲しい!と伝えると、
優しいお兄ちゃんがネットでのチケットの取り方を教えてくれました。

Tix.is

チケットは上の「tix.is」というサイトでクレジットカードで購入することができます。
英語の案内に切り替えることもできるので比較的簡単に購入できました。
(入場時、購入後表示される画面をスマホでスタッフに見せればOKです)

ノリが良く優しく案内してくれたお兄ちゃん。


写真を撮らせて、と言ったら「いいわよ。ほら撮りな。」的にポーズを撮ってくれたかっちょいいお姉さん。


さて、ライブは21時からなので、それまではレイキャビクの街をぶらぶら。


ライブハウスに行くと、時間とともにだんたん人が集まってきていました。
最初は女性シンガーの演奏。この子の名前が分からなかった...。どなたか知っている方がいたら教えて下さい。


そして次にお待ちかねのSoleyの登場です。なかなか雰囲気のあるライブでした。大満足。


そんなこんなでSoleyのライブは大満足でした。


今日はもう宿に帰って寝ます。


アイスランド旅行7日目(2月26日)




この日は朝から小雨が降っていました。朝はおしゃれなレストランでサンドイッチを。
上の写真のおじいちゃん、ピンクマフラーでめちゃめちゃオシャレでした。


この日はレイキャビクを回る予定でしたが、時間は結構あるので、
午前中はケプラヴィークの近くにある世界最大の温泉であるブルーラグーンに行ってみることに。
(とはいえ53kmくらいあるのですが...)

ケプラヴィークへの道から、グリンダヴィークへの道をひたすら進むと、なにやらモクモクと湯気があがる場所が。
雪の大地の中に突然ブルーラグーンが現れます。


ブルーラグーンはさすがの観光地。施設も超キレイです。


しかもブルーラグーン、さすがに人気なので入場規制をしているらしく、予約してない人は結構待つ必要があると。そこまでして入りたいわけでもなかったので、、諦めました...。(往復100km以上走って入れないとは笑)
ただ、、一応写真だけは撮っておきました。みなさん温泉に入りながらビール飲んでいます。


それからの午後は、レイキャビクでお土産を探したり、街をぶらぶらしていました。
という事でひたすらレイキャビクの街の写真を載せていきます。


レイキャビクは他の小さい街とは規模が違うので、建物もたくさん。
そしてそのほとんどがカラフルでオシャレ。


それにしても、家はカラフルだし、白い壁にはペインティングやアートが描いてあったり、
見ていて飽きません。


今日のランチはヴァイキング料理。
ちょっと酸味が強くクセのある味でしたが、美味しいです。


下の写真のベーカリー&レストランのようなところはオシャレだったなぁ。食べてないけど。
今度アイスランド行く時は食べたいですね。


雪が降って寒いのですが、街がカラフルなので楽しく街を見て回れました。


アイスランド最後の晩飯は、せっかくなので良い店に行きたいなと思い、
トリップアドバイザーでランクの高い店に行ってみました。
すると予想を遥かに超えるオシャレさで、店員の美男美女っぷりにビクビクしながら食べることに。


しかし、お肉はめちゃめちゃ美味しい。僕は肉三種(ビーフ、ラム、チキン)盛りを食べたのですが、
目の前でイケメンが焼いてくれるので肉食系女子には堪らないと思います。


これにて、アイスランドの旅は終わりです。
この日はケプラヴィーク国際空港の近くのゲストハウスに泊まり、朝イチで車を返却し、
コペンハーゲンに向かいました。


まとめ


今回のアイスランドドライブ、走行距離は1954kmでした。



かかった予算は航空券代等全て含めて40万円ちょっと。
レンタカーが8万円弱、ガソリンが5万円弱と結構かかってしまいました..。
燃費の悪い4WDのSUVだからしょうがないといえばしょうがないのですが...。
(夏にコンパクトカーでドライブするくらいならもっと予算は抑えられると思います)

ドライブ用に、アイスランドの道路マップは買っておいたほうがいいと思います。
もちろんカーナビは付けましたが、あまり使い勝手は良くなかったというのと、せっかくのドライブ旅、
紙の地図を見て目的地を目指すというのも雰囲気があって良かったです。



最後に、レイキャビクにいた、寂しそうな表情のワンコの写真で締めくくります。




では。